2011年5月3日

ビンラディンがアメリカに殺された翌日

ビンラディンがアメリカに殺された翌日の東京は寒かった。
ビンラディンがアメリカに殺された翌日、東京には雨が降っていた。


ビンラディンをアメリカが殺す瞬間を、
アメリカの偉い人たちが小さい部屋で眺めていた。

ビンラディンをアメリカが殺したことを知った人たちが、
ホワイトハウスの周りで叫んだ。


2つのビルを2つの飛行機が粉々にした瞬間に始まった世界は、
ビンラディンがアメリカに殺されても、きっと変わらない。

2つのビルを2つの飛行機が粉々にした場所から1万キロメートル離れたところにいた僕の世界は、
2つのビルを2つの飛行機が粉々にした瞬間に変わってしまった気がしていたのだけど、
ビンラディンがアメリカに殺された場所から1万キロメートル離れたところにいる僕の世界は、
ビンラディンがアメリカに殺されても、きっと変わらない気がする。

2つのビルを2つの飛行機が粉々にした場所から1万キロメートル離れたところにいた僕の世界は、
2つのビルを2つの飛行機が粉々にした瞬間に変わってしまった気がしていたのだけど、
ビンラディンをアメリカが殺す瞬間をアメリカの偉い人たちが眺めていた場所から1万キロメートル離れたところにいる僕の世界は、
ビンラディンがアメリカに殺されても、きっと変わらない気がする。


2つのビルを2つの飛行機が粉々にした瞬間に、世界は変わった。
ビンラディンがアメリカに殺されても、世界はそのままだ。
ホワイトハウスの周りで、誰が何を叫ぼうが、世界はそのままだ。


ビンラディンがアメリカに殺された翌日、
東京は寒くて、雨が降っていたけど、世界はそのままだ。

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