2009年11月30日

「読書は1冊のノートにまとめなさい」「嫌です」

何でも1冊のノートにまとめてしまうことに定評のある奥野宣之氏による読書法の本。

P18
ノートを使うことで、以下のことが可能になります。
  • 「何となく」の読書ではなく、目的を明確にした主体的な読書ができる
  • 本で読んだ情報を確実に自分のものできる
  • 昔読んだ情報や感想をいつでも自由に引っ張り出せる
だそうです。

正直、あまりオススメできる本ではありません。

読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング
奥野宣之
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
売り上げランキング: 1542


なぜノートじゃないといけないのか?

読書のフローは以下のようにまとめられる。

P27,28
  1. 探す…ハズレやムダを減らす効果的な「情報収集」と欲しい本の「リストアップ」
  2. 買う…書店やネットを使った「効率的な本選び」
  3. 読む…「読書ノートへの引用箇所」を探しながらリーディング
  4. 記録する…重要な箇所だけにフォーカスして「読書ノート」を書く
  5. 活用する…読書ノートを、あとで参照できるように「索引化」する
それぞれの段階でノートを活用するのが著者の読書法だ。

買いたい本をリストアップしておく、読んだらまとめておく、というのは確かに重要なことだ。しかし、それらを全てノートでやる意味が分からない。

致命的なのは、最終的にPCで索引を作るという点。どう考えても面倒くさい。それなら最初からPCにメモしろよ、と思う。

iPhoneをはじめとする進化したモバイル端末が存在する現在社会において、ノートにメモって後からPCで索引を作るのは時間のムダとしか思えない。

もちろん手書きのメモが便利な場面は今でもたくさんあるが、何でもかんでも手書きというのは非効率だ。

本書にイマイチ説得力がない理由

正直、あまりオススメできない本書であるが、どうにも説得力がないのは、著者の方法で上手くいく気がしないからだ。

P128
読書家を悩ます最大の問題は「何かで読んだのだが思い出せない」「あの話はどの本に書いてあったっけ」というヤツでしょう。

この悩みは本書の参照システムを作ることで、ほとんど解消します。
確かに!
どっかで読んだはずなのに、全然思い出せないことってあるある!
その悩みが解決しちゃうの?

…と期待してしまうわけだが、そんな期待は脆くも崩れ去ってしまう。

P113
崩れた本の山で生き埋めになって死んだ人の話も、何かで読んだことがあります。
P173
どこで聞いたかは忘れましたが、「広辞苑」を何冊も買って、すべての部屋に置いている人がいたそうです。


アンタ、どこで読んだのか全然思い出せてないじゃん!

揚げ足を取ってるような気もしなくもないが、「何かで読んだのだが思い出せない、という問題を解決する」と買いてある本の中で「何かで読んだことがあります」はマズいのではなかろうか。

せひ自慢のノートから参考文献を引っ張りだしてきてほしかった。

読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング
奥野宣之
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
売り上げランキング: 1542

2009年11月29日

レバレッジ・リーディング

あらゆるものにレバレッジをかけてしまう本田直之氏による読書法についての本。
  • なぜ本を読まなければならないか(第1章)
  • どういう本を読むべきか(第2章)
  • どのように本を読むべきか(第3章)
  • 読んだ後どうすればいいか(第4章)
について書かれている。

レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 2202

ベストセラーになっただけあって、とても読みやすい。

たくさん本を読むために

特に第3章は、本を読むのに時間がかかってしまうとお悩みの方には役立つだろう。

本を読むのが遅いからといって、速読を身につけようとしてはいけない。著者が勧めるのは多読であって速読ではない。

本を読むのに時間がかかる原因は、単純に文章を読むスピードが遅いからではなく(もちろんそれもあるだろうが)、読まなくていい部分まで読んでいるからなのだ。

それでは、自分が読むべき部分をどうやって見つけるか。
  1. 本を読む前に、何を学ぶかをはっきりさせておく
  2. 「まえがき」「目次」「あとがき」に目を通し、概略をつかむ
  3. 章末にまとめがある場合は、まずそこから読む
目的をしっかり持ち、アウトラインをはっきりさせてから読み始めるということだ。ゴール(=その本から得たいもの・目的)が分からず地図(本の概略・アウトライン)も持っていないとウロウロしながら進むしかないが、ゴールがはっきりしていてなおかつ地図を持っていればサクサク進んでいける。

特に最近のビジネス書は章末にまとめが載っていることが多いので、それを先に読むだけで理解のしやすさは全然違う。著者の言いたいことをまとめ部分であらかじめ掴んでいれば、本文は斜め読みでも十分だ。

本書にも章末に各章のまとめが書かれているので、まずはそれだけ読んで、気になる部分だけ本文をしっかり読めばいい。

また、本書もそうだが、第1章は読者のモチベーションを上げるようなことが書かれている場合が多い(本を読むことの素晴らしさ、整理の重要性、などなど)。本を手に取った時点で目的がはっきりしていれば、そういう部分は読まなくても大丈夫だろう。

そんな具合に読む部分を減らしていくことで、軽めの新書やソフトカバーの200ページぐらいの本であれば、1時間はかからない。30分もあれば十分読めるはずだ。

レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 2202

2009年11月24日

IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命

IT帝国史

最近のIT業界の動向をつかみたいオジサマにオススメ。

IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命
村山 恵一
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 181779

表紙を見ると、「スティーブ・ジョブズ革命」がメインで「IT帝国の興亡」がサブタイトルのように思われるが、実際の中身は「IT帝国の興亡」がメイン。

ジョブズの話はもちろんたくさん出てくるけど、Microsoft対YahooやDellの成長と転落など、まさにIT業界の興亡と攻防が描かれている。ジョブズに関する本はすでに山ほど出てるので、むしろもっとジョブズ以外の話があった方がよかった。

著者は日経の記者の方で、特にドラマティックに描かれているわけではなく、新聞記事の延長といった感じ。Microsoft対Yahooなどは最近の話なので、概略をまとめて読めるのはうれしい。

ただ、iPhoneの説明部分なんかを読んでいるとプレスリリースをそのまま持ってきた感じで、なんとなく、明らかにゲームをやったことのなさそうな記者が書いたゲーム業界に関する記事を読んでいるような感覚(伝わるかな?)に陥るところがある。

とはいえ、やはり新聞記者さんの文章は読みやすく、最近のIT業界の動向をつかみたいオジサマにはうってつけの本だろう。


人間スティーブ

IT帝国の興亡を彩る登場人物の中に、最近ちょっと気になる人物がいる。

ジョブズでもウォズでもないスティーブ、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOだ。

神格化されているジョブズを筆頭に、Googleの二人の創業者(ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン)や、ビル・ゲイツの話は、どうも自分とつながっている感じがしない。外国の話であるというよりも、空想の世界の話なんじゃないか、というような距離感を覚えてしまう。

その点、バルマーは人間くさいところがいい。

最近もいいこと言ってた。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0911/09/news021_2.html
 「わたしの仕事は、庭づくりのようなものだ
 記者会見の質疑応答で、Microsoftの経営トップとしていま一番、気にかけていることは何か、と問われたバルマーCEOは、「いま最も時間をかけて考えているのは、優秀な人材がベストを尽くしてイノベーションを起こせるような場をいかにつくっていくか、だ」と答え、それはあたかも、と上記の発言に。なぜ、庭づくりなのか。「庭は常に手入れしないと、綺麗な状態を維持できない。放っておくと悪影響を及ぼす草がどんどん生えてくる。いま(のMicrosoft)は非常に綺麗な状態だが、常に手入れするのがわたしの仕事だ」とバルマーCEOは、自らにも言い聞かせるように語った。同氏の経営理念の一端を覗けたようで、個人的には最も印象深いコメントだった。

どことなく日本人に通ずるメンタリティを感じる。

実際に自分の上司にするなら、ジョブズよりバルマーのほうが働きやすそうだ。気性は荒いみたいだけど。

IT帝国の歴史に登場するプレイヤーに日本企業の名前がないのはとても寂しいので、日本企業の社長も、たとえジョブズにはなれなくても、せめてバルマーぐらいの理念を持ってほしいものです。

バルマー本ってないのかな、と思って検索したらこんな本があった。

マイクロソフトCEO バルマー 世界「最強」の経営者
フレデリック・アラン・マクスウェル
イースト・プレス
売り上げランキング: 350401

残念ながら絶版。図書館にないかな。

2009年11月16日

技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか

良書。読みやすく、分かりやすい。そして、考えさせられる。



変革の時代

人々のライフスタイルが変わりつつある。今までとは違う未来が現れようとしている。

その中心となっているのは、Googleであり、Appleであり、IBMやMicrosoftだ。変革を起こす世界的なプレイヤーの中に、残念ながら日本企業の姿はない。

なぜか。

なぜ、技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか。

こう言い換えてもいい。なぜ、日本企業は、世界を変革するようなイノベーションを起こせないのか。

新たなるイノベーションモデル

イノベーションのモデルそのものが変わってしまった。日本企業がイノベーションを起こせない原因がそこにある。

p108
従来の「インベンション(発明)=イノベーション(新価値の創出)」というモデルは既に過去のものになり、「イノベーション=発明 × 普及定着」となったのです。これは「イノベーションモデル自体がイノベートされた」ということを意味します。別の角度から見れば、「技術力が必要十分条件の時代」が去って、「技術力は必要条件であるが、他に十分条件となるものが現れた時代」に入ったということです。

新たなるイノベーションモデルには技術力ではない何か他の十分条件があり、日本企業にはそれがないということだ。

現在のイノベーションモデルについて、筆者は、

p131
ビジネスモデルと知財マネジメントの展開による国際斜形分業型イノベーション

と説明する。

水平分業ではなく斜形分業と呼んでいることに注意していただきたい。現在のイノベーションモデルでは、多数の企業が平等に分業しているわけではなく、主導権を握っている企業が存在するからだ。そして、その主導権を握っている企業こそが、イノベーションを主導し、最も利益を得ている企業なのである。ビジネスモデルと知財マネジメントの展開によって。

そう、現在のイノベーションモデルの「十分条件」とは、ビジネスモデルと知財マネジメントである。

イノベーションのイニシアチブ

イノベーションの主導権(イニシアチブ)をとるためにどのように動くべきなのか。
筆者が繰り返し説明するのが以下のモデルだ。

「三位一体モデル」
研究開発:製品特性(アーキテクチャー)に沿った急所技術の開発
事業戦略:「市場の拡大」と「収益確保」を同時達成するビジネスモデルの構築
知財戦略:独自技術の権利化と秘匿化、公開と条件付きライセンス、標準化オープンなどを使い分ける知財マネジメントの展開

上から、技術力、ビジネスモデル、知財マネジメントである。

日本企業には、技術力はあるが、他の二つがない。ビジネスモデルを考えだせる人材、知財をマネジメントできる人材がいない。だからイノベーションのイニシアチブをとれていない。

さらにその先へ

肝に銘じておかなければならないのは、新たなるイノベーションモデルの登場は、アメリカが自ら意図的に主導したものである、ということだ。

日本が現在のイノベーションモデルの仕組みを理解した頃には、アメリカかあるいは他の誰かがさらにイノベーションをイノベートさせているのではなかろうか。

真の意味で「勝つ」ためには、イノベーションモデル、つまり、価値を創造するモデル自体をコントロールしなければならないのだ。

「ゲームのルールを変えた者だけが勝つ」のだから。

cf.パルミサーノ・レポート(Innovate America

2009年11月9日

残業は悪 〜「残業ゼロ」の仕事力

残業について考える

残業してますか。

「してます、バリバリしてます、残業代目当てにしてます」という人も、「サービス残業ばっかりで一銭の得にもならないけどしょうがなく…」という人もぜひ読んだ方がいい本。ちなみに私は前者です。

「残業ゼロ」の仕事力
吉越 浩一郎
日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 11405

なぜ残業してはいけないのか

そもそも、なぜ残業をしてはいけないのだろうか。

残業は「悪」だからだ。

残業は問題を隠蔽する。

p17
「時間内に終わらなければ残業すればいい」という考え方で対処していると、なぜ仕事が終わらないのかという理由が分からず、したがって抜本的な解決も図れないので、常に同じ問題が繰り返し発生し続けることになります。
つまり、問題を顕在化し改善する絶好の機会が、残業によって奪われてしまうのです。

そして、残業は人と組織の成長を阻害する。

p53
人間の仕事のキャパシティは「能力 × 時間 × 効率」で決まる。能力と時間を飛躍的に増やすことは難しいが、時間に制限を設けることで効率を上げることが出来る。

能力と効率はイコールなんじゃないかと思ったが、残業が恒常化している人間にとって、少なくとも能力に依らない程度まで効率を上げる余地はまだまだあるという筆者の認識には納得させられた。

p27
「どうせ残業すればいいのだから」という、弛緩しきった仕事のやり方が身体に染み付いた日本のホワイトカラーは、もともとの仕事の密度が薄い

のだから。耳が痛いです。


残業代目当てで残業してる、という人にとってはどうなのだろう。「問題とか成長とかどうでもいいよ、俺が欲しいのは金だ!」という人にとっても、残業は「悪」なのだろうか。

「悪」だ。

むしろ、金を一番に考えている人こそ、残業をなくすべきだ。

入社後10年ぐらいは、だらだらと残業した方が収入は多いかもしれない。しかし、残業代がつかない管理監督者になったとき、筆者の言うところの「弛緩しきった仕事のやり方」しかしていないとどうだろう。延々とサービス残業をすることになってしまう。そんな人間は、さらに収入が増えるような次なるステップアップすることも出来ない。

トータルでの収入を考えるのならば、残業しない働き方を早く身に付けるべきなのだ。

筆者は言う。

p173
仕事中に考えるのは、「会社にとって正しいことは何か」だけのはずです。それ以外のことはすべて、ゲームに勝つための判断を謝らせる余計なことなのです。


ゲーム(=仕事)に勝ってこそ収入も増えるというものだ。

どうすれば残業をなくせるのか

では、どうすれば残業をなくせるのか。

p45
大きな問題を分けて小さくするのです。

p46
問題はいろんな問題が組み合わさって大きくなっている。
小さく分けて、「緊急対策」が必要な問題だけに手を付ける。その後「再発防止」→「横展開」をする。

ここで重要なのは、とりあえずすぐやる、ということ。

p51
優先順位を考えたり、スケジュール表を作ったりするひまがあるのなら、その間に仕事の一つも片付けた方がいい

p77
目的地まで一番早くたどり着くためには、立ち止まらないことです。
A、B、Cのどれとどれを組み合わせたら速いか、などと考えているひまがあったら、最初に目に入ったAから順にどんどん片付けていきます。その方が速いし、しかも確実なのです。

問題を細かく分けて、さっさと片付ける。そのために、デッドラインを設定し、こなす仕事の密度を上げる。


残業をしないで家に帰って、何をすればいいのか

残業がなくなって早く家に帰ってもやることがない。そんな人もいるだろう。そして、それこそが残業の問題なのだと筆者は言う。

p187
「life for work(働くために生きる)」ではなく、「work for life(生きるために働く)」でなくてはならない

workだけの人生を定年まで過ごした人は、いざ仕事がなくなると何をしていいのか分からない。のんびりするには長過ぎる定年後の人生に何もしたいことがないのでは、あまりに寂しい。現役時代からlifeについても考える必要があるのだ。

そして、そのためには、残業をなくしlifeの時間を増やさなければならない。家に帰っても何をすればいいのか分からないという人は、その何かを見つけるのが第一歩だろう。定年後に何かを探そうとしても遅すぎる。


残業代目当てで残業してる人も、workとlifeについて日頃から考えるのは重要なことだろう。


続編は、「残業ゼロ」の人生力。

「残業ゼロ」の人生力
吉越 浩一郎
日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 67805

こちらは、残業を減らした上でどう生きるかがテーマ。workを減らしたらlifeについても考えないといけませんよ、という本。

とりあえず、早くパートナーを見つけないとな(=結婚しないとな)、という気持ちにさせてくれます。

2009年11月8日

食べログのブックマーク機能は素晴らしい[iPhone App]

iPhoneを買って以来、使用頻度高めのアプリが「食べログ」。ベタベタすぎてスミマセン。

ホットペッパーやぐるなびなど他にも似たようなアプリ(サイト)はありますが、口コミの採点は食べログが一番信用できると思います。3点台後半ならまずハズレはありません。全然知らない場所に行っても、ある程度おいしいお店を見つけることが出来ます。

ただ、点数を見る上で気をつけないといけないのが、採点者数。すごい高得点でも採点者数が2とか3だと、失敗する確率も高いです。「みんなの意見」は案外正しいということで。


iPhone Appとしての「食べログ」の素晴らしさは、何といってもブックマーク。現在地から検索できたりするのも素晴らしいですが、やはりブックマーク。I love ブックマーク。

お気に入りの店や行ってみたい店をブックマークしとけば、営業時間も地図も何でもすぐに調べられます。電話アイコンをタップすればすぐに電話して予約することも可能。もう電話帳に登録する必要はありません。

店舗情報の右上の「+」マークをタップすればブックマークできます。


周りのiPhioneユーザーもあんまり使ってなかった「食べログ」ブックマーク。素晴らしい機能なんで、ぜひ使ってみてください。

2009年11月5日

Magic Mouse とWireless Keyboard はまだか

テレビにつないでもフォントがきれいに表示されるようになり、その美しさを堪能しているMac miniですが、Mac miniにはマウスもキーボードも同梱されていません。とりあえず昔使ってたUSB接続のマウスとキーボードを使っております。

マウスはともかく、Windows用のキーボードはMacだと英字/ひらがなの変更がしにくかったりして結構使いにくく、「まあ、せっかくのMacだし…」というよくわからない理由(言い訳?)で自分を納得させつつ、既にオンラインのApple StoreにてMagic MouseとWireless Keyboardを注文済みです。

Magic MouseとWireless Keyboard、それぞれ6,800円。本体だけだと、「安い」と思っても、周辺機器を純正品で揃えると実は結構な金額に…。

で、このMagic MouseとWireless Keyboard、人気なようで出荷予定は1〜2週間後。10/26に注文した私の場合、到着予定日は11/12。

こんなことならApple Storeに直接行って買ってこればよかった…と思ってたところで、Magic Mouse出荷しましたメールが!今日中に到着しそうです。

Wireless Keyboardも早く来ないかな…

APPLE Mac mini 2.53GHz 4GB 320GB MC239J/AApple Magic Mouse MB829J/AApple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/A

2009年11月4日

PS3の底力を見た! 〜FF13 スノウの乳首〜

PS3の底力を見た!

PS3を買っておよそ1年。MGS4アサシンクリードなんかをプレイして、「やっぱり次世代機すげえ」などと思っていたわけだが、久夛良木健が自らの進退を賭けて世に出したPS3は、やはりまだその実力を隠していた。ある映像を見て、PS3の底力はまだまだそんなもんじゃない、ということを思い知らされた。

いったい何を見たかというと、トレイラーです。PlayStation Networkで公開されている東京ゲームショウバージョンのFF13のトレイラーです。

何を今更、とお思いの方もいるだろう。上記FF13のトレイラーは9月末には既に公開されていたものだ。もう1ヶ月以上経っている。なぜ今更そんな昔のトレイラーを見たかというと、しばらくPS3の電源を入れていなかったからです。久夛良木さんスミマセン。

まあ、とりあえず久しぶりにPS3の電源を入れて、PlayStation Networkを見てたらFF13の新しいトレイラーを見つけたのでダウンロードしてみたわけです。で、見てみたらトレイラーのある部分のリアルさに感動したわけです。

ある部分というのがこれ↓。


乳首です。メインキャラクターっぽい金髪男の乳首です。

どうですか、このリアルさ。乳首周辺のブツブツ感までリアルに表現されております。これぞPS3の底力!Cellの底力!

ちなみにこの金髪男、名前はスノウ・ヴィリアース。陽気で楽天的な彼を慕うものは多いそうです。そうですか。


久しぶりにCGでちょっと感動したので、どうでもいいことを書いてしまいました。すみません。

2009年11月3日

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法

本を読め、とりあえず本を読め

ブログ404 Blog Not Foundでおなじみ、dankogaiこと小飼弾の新著。タイトル通り、「本を読め」ということを、自分の半生を織り交ぜつつ書いてある本。非常に読みやすく、1時間ぐらいで読める。

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)
小飼 弾
イースト・プレス
売り上げランキング: 145


本書の中で著者も「本は目次を読めば半分読んだのと同じ」というようなことを書いているが、特に本書に関しては目次を読めば8割ぐらいは分かってしまうのではないかと思う。いっそ目次を読むだけでいいのでは、という感じ。

サブタイトルには「頭が強くなる読書法」とあり、本を読むときメモは取るな、付箋は貼るな、といった読書法っぽいことも一応書かれているが、読書法を紹介した本というよりは、本読まないといけないな、という気にさせてくれる自己啓発の本と捉えた方が正しいだろう。

一点、読書しりとり(=参考文献を辿ってどんどん新たな本を読んでいく)は、私もよくやる。一冊買って読んだ後に参考文献を辿るんじゃなくて、本屋で何か本を買おうと思ったときにその場ですぐに参考文献までチェックするのがオススメ。買おうと思った本を持って店内を回って、参考文献に挙げてある本まで拾い読みする。良さそうな本は一緒に買っちゃうと、家に帰った後、途切れることなく読めるのでリーディング・ハイになれる。

本書の巻末にも小飼弾が選ぶ最強の100冊+1が載ってるので、ぜひ辿ってみてください。リストはコチラにも転載されてます。

本で人は変わるか

小飼弾さんと言えば、最近、ちょっと面白かったのがtwitterでの以下のつぶやき。

http://twitter.com/RPM99/status/5118932977
dankogaiはあれだけ本を読んでいるにもかかわらず行動パターンがまったく変わらないので、「本を読んでも人間は変われない」という説の動く実例みたいになってる。商売としてあれはどうなのか。

私が小飼弾さんを初めて知ったのは、ライブドア(というかホリエモン)がブイブイ言わせてた頃だ。テレビにコメンテーターとして出てたのを見て、「誰なんだ、この甲高い声で早口で話す変なおっさんは」と感じた記憶がある。他のコメンテーターに対してムキになって反論する姿が印象的だった。

テレビに映ってる姿がその人そのものだとは思わないし、実際の人柄は知らないが、死ぬほど本を読んだ結果があの余裕のない感じだとすると、確かにちょっとがっかりだ。


ちなみに404 Blog Not FoundはGoogle Readerに登録して読んでます。書評自体は参考になったりしなかったりだけど、本のチョイスが良く、気になる本が多い。日常的にブログをチェックするような人間にはまりそうな本を出版社が献本するからだろうな。

2009年11月2日

3時間で「専門家」になる私の方法

Webがすべてを変えた

人々の「情報処理能力」の差というのは、最近どんどん大きくなってきているのではないだろうか。

ここでいう「情報処理能力」というのは、情報を、
  1. 収集して
  2. 整理(取捨選択)して
  3. 整理した情報をもとに新たな情報をアウトプットする
といった一連の流れを行う能力のことだ。

厳密にいうと(3)の「整理した情報をもとに新たな情報をアウトプットする能力」の格差は、30年前も今もそんなに変わっていないかもしれない。文章を書くのがうまい、同じ情報から人とは違った発想が出来る、といった能力はセンスによる部分が大きいからだ。

格差が広がったのではないかと思われるのは、(1)と(2)の「情報を収集する能力」、「情報を整理する能力」。理由は、Webの登場。今や、Webを使いこなせるかどうかが、上の2つの能力に直結してしまう状況になりつつある。

どうすればWebを使いこなすことができ、情報処理能力を上げることができるのか。それを説明したのがこの本。
3時間で「専門家」になる私の方法
佐々木 俊尚
PHP研究所
売り上げランキング: 86252

まず、なぜ、Webの登場が情報処理能力格差を広げてしまったのか。

本書では、Web以前の整理法として、梅棹忠夫「知的生産の技術」、立花隆「知のソフトウェア」、野口悠紀雄「超整理法」が例として挙げられている。著者はこれらの整理法は、

P24
「情報を蓄積し、その蓄積の中から情報を選び出す」という蓄積至上主義である
と説明する。Web以前は

P17
「まず情報を自分のところに蓄積する」という段階が頑として存在して
いたからだ。

Webの登場により状況は一変した。私たちの前には、既に膨大な数の情報が蓄積されている。

P28
インフレを起こした膨大な情報を前にしてわれわれがやるべきことは、「膨大な情報の中から、いかに的確に情報を選別し、他を捨て去るか」ということ
なのだ。

3時間で「専門家」になる方法

それでは著者の方法はどんなものなのかというと、びっくりするほどオーソドックス。

情報収集の第一段階として有料の新聞記事検索サービス「日経テレコン21」を紹介しているのは、いかにも元新聞記者といった感じだが、その後は、Googleの検索や、はてブ、2ちゃんねるなどの紹介。筆者自身、

P166
わたしがこれまでやってきたような情報収集スキルは、実のところネットに精通している人であれば、誰でも無意識的にやっているような作業に過ぎません。それを読んでわかるように可視化したのが、これまで私が説明してきた内容です。
というように、「ネットに精通して」いない人にこそためになる内容だろう。

正直、情報整理術として勉強になった部分はほとんどなかったが、それなりに「ネットに精通している人であれば」当たり前の内容を、クオリア、セレンディピティといった言葉を交えつつ、いかにも説得力のある文章に仕上げているのはさすが。ここらへんが「整理した情報をもとに新たな情報をアウトプットする能力」なのだろうか。

2009年11月1日

オフラインでもGoogle Tasks - iPhone app "GeeTasks"

いつでもどこでもGoogle Tasks

iPhoneでのタスク管理(ToDo管理)にはGoogle Tasksを使ってるわけですが、最大の欠点はオフラインでは何にもできない、ということです。また、電波のつながりにくい場所ではリストが表示されるまでに結構時間がかかり、イライラさせられます。

アプリ版のGoogle Tasksは出ないのかなあ…と思ってたら、出てました。GeeTasksです。
リンク(iTunesが開きます)

お値段は¥350。無料のサービスに慣れてると何となく高い気がする。…けどまあ、絶対値でいえば¥350なんて大した額じゃないので、購入。

注意点

出来ることはmobile版Google Tasksとほぼ同じ。

ただ、「完了したタスクを消去する」ことが出来ません。個人的には、とりあえずチェックだけしといて消去するのはPCで、という使い方でも特に問題はないかと思います。

mobile版Google Tasksで出来なかったインデント操作はGeeTasksでも出来ませんでした。残念。

Google Tasksをメインで使ってる人は買い

¥350という値段がネックですが、Google Tasksをメインで使ってる人は十分もとはとれると思います。もちろん、無料じゃないならGoogle Tasksなんていらねえよ、どうせ金を払うならRemember the milkにする、という判断もアリ。